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ハンドルもペダルもない! テスラ「Cybercab」がオースティンへ

HOWDY!
アメリカ・テキサス州オースティン在住10年目、現地ガイド兼マーケットリサーチャーのメグです。

「ハンドルがない。ペダルもない。」

そんな車が、まもなくテキサス州オースティンの街を走り始めようとしています。

テスラが開発する自動運転専用車「Cybercab(サイバーキャブ)」のローンチイベントが、2026年9月3日にここオースティンで開催されます。
会場はテスラのグローバル本社所在地であるGigafactory Texas。
現地ではイベントを前に期待が高まっており、テスラのRobotaxiアプリ利用者にも、Cybercabのサービス開始が近いことを知らせる案内が届いています。

Tesla Robotaxiアプリユーザーに届いたメッセージ

Tesla Robotaxiアプリユーザーに届いたメッセージ

テスラは現在、オースティンを含むアメリカの複数都市でModel YによるRobotaxiサービスを提供しており、Cybercabについては完全自動運転車として、今後Robotaxiサービスに投入すると説明しています。

Cybercabとは一体、どんな車なのでしょうか。

「運転するための車」ではなく「乗るための車」

Cybercabがこれまでの自動車と決定的に違うのは、ステアリングホイールとアクセル・ブレーキペダルがないことです。

2024年10月、Teslaは「We, Robot」と題したイベントでCybercabを初公開。
2人乗りのコンパクトな車体に、翼のように開閉するガルウイングドアを備え、ハンドルもペダルもない。
2026年7月にオースティンでの生産を開始し、3万ドル未満という価格目標を示しました。
Texas DMVのデータによると、テスラは2026年8月時点でRobotaxiの車両としてCybercabを45台登録しています。

Cybercabs are taking over Austin

— Sawyer Merritt (@SawyerMerritt)

Credit: https://twitter.com/SawyerMerritt

これまでの自動運転車は、基本的に「人間が運転できる車」に自動運転システムを搭載する発想でした。
一方、Cybercabは最初から人間が運転する必要がないことを前提に設計された車です。

テスラのRobotaxiはオースティンからスタート

テスラが全米に先駆けてオースティンでRobotaxiサービスを開始したのは2025年6月。
最初はわずか約10台のModel Yによる小規模なサービスで、助手席には安全全監視員が乗っていました。
2026年に入って、無人運行車両がオースティンの街を走行するようになり、その後、カリフォルニア州サンフランシスコ、テキサス州ダラス、ヒューストン、フロリダ州マイアミ、オーランド、タンパなどにも展開範囲を広げています。

Model Y によるRobotaxiサービス(オースティン・2026年1月撮影)

Model Y によるRobotaxiサービス(オースティン・2026年1月撮影)

そして現在、TeslaはModel Yを使ったRobotaxiから、Robotaxi専用車Cybercabへと次の段階へ進もうとしています。
自動車が「所有するもの」から「必要なときに利用するもの」へ変われば、都市の交通そのものが変わる可能性があります。


数ヶ月前から、オースティンの公道ではゴールドカラーのCybercabの姿をたびたび見かけます。現時点で乗車サービスの開始時期について公式発表はされていませんが、すでに公道での走行が始まっているのでそこまで遠い未来の話ではなさそうです。

9月3日のCybercabイベントは、単なる新車発表というよりは「車を人間が運転する」という自動車産業の常識そのものを変える挑戦のスタートかもしれません。その舞台が、ここオースティンです。


Pathway Connectについて
テキサス州オースティンを拠点に、アメリカのマーケットリサーチ及び現地ガイドサービスなどを行う。現地のニーズに即したリアルタイムリサーチやトレンド情報などの提供が強み。

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